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川口莉穂③浴衣作りのきっかけ

浴衣作りのきっかけ

学校保健をやっていたんですが、浴衣を作るようになるわけですね。
その始めたきっかけを教えてください。

仲良くなった人が、お父さんのいない、お母さんと子どもの親子で、
普段見てると”何してるんだろう?”って。
いつもお母さんが子どもを連れているだけで、仕事をする様子もなくて。
”どうやって生活してるんだろう?”と思って、
「仕送りとかで生活してるの?」って聞いたら、
そんなことなくて、周りに小銭もらったり、ご飯分けてもらったりして、
今までやってきたりして。
”よくそれでやってこれたな”って思ったのと、
”いつまでその生活を続けるんだろう”って思って。
いろいろ話してるうちに、
何かしたいけど、お金や物資の支援はしたくないから、
「じゃあ、一緒にミシンがあれば、仕事できるの?」って聞いたら、
「できる」っていうから、ミシンは買ってあげちゃったんですけど、
ミシンを用意して、一緒に仕事を始めました。

浴衣に決めた理由はあるんですか。

ベナンってすごいたくさんの仕立屋さんで溢れてるんですよ。
アジョウンだけでもかなりあって、
これ以上需要ないだろって場所に、仕立屋さんを増やしても、
他人の仕事を奪うだけだから、
ターゲットを日本人にしてたんですよね。
現地の布って派手なので、
浴衣にしたのは、洋服だったら日本人にとっては派手すぎて、
浴衣だったら大丈夫かなっていうのと、
直線縫いだから覚えやすいってこと、
あとは、サイズ感が適応できるっていう3点で、
浴衣にしました。

浴衣を作ると決めて、すぐにクラウドファウンディングを始めた?

そうですね。
最初に必要だったのが、ミシン代と浴衣の制作費だったので。
ミシンもすっごいよく壊れるんですよ。
だから、もっといいの買っておけば良かったと思ったのと、
そもそも、いいミシンがあんまり手に入らない。
ベナンにあるのかもわからない。


https://readyfor.jp/projects/yukata-benin

安い中国製で溢れてたりしますもんね。どんな状況で始めたんですか。

最初やってたのは、(床がなくて)下が砂で、
電気もなくてっていうところで始めたんで。
それも、知り合いの部屋貸しにお願いして。
砂が布について大変で、電気もないから口に懐中電灯くわえながらやってて。
クラウドファンディングで、嬉しいことに予想以上にお金が集まったので、
”もう(建物も)建てちゃおう!”って言って、(建物も)建てちゃいました。

クラウドファンディングに興味があるんですけど、
あれは”身内からの支援がほとんど”って聞いたことあるんですけど違います?

身内は2割いないくらいかなぁ。
シェアのシェアで、友達の友達を身内に含めるのなら、もっといますけど。
顔を知っている身内っていうのは、本当に1、2割だと思います。
あとの人は”どうやって知ってくれてんだろう?”って感じで。
最後、1、2日前になってもお金が(目標の金額まで)集まってなくて、
お父さんが「俺払うから!」って言ってて。
でも、ありがたいことに、最後には2倍くらいまで行って!

クラウドファウンディング、どうでしたか?

メンターっていうのかな、企画ごとについてくれる人がいるんですが、
文章直したりとか、シェアの仕方まで関わるので、
かなり大事だと思います。
17%の手数料はちょっと高いかな(笑)。

その後、浴衣の評判はどうですか?

嬉しいことに、
買ってくれた人からは
「ここをこうしたほうがいい」とかあまりなくて、お褒めの言葉を沢山言ってもらえました。
私は悪いところも言ってもらったほうがいいんですけど、
みんな思ったより良かったみたいです。
やっぱり今は、初回と比べるとだいぶ変わってきて。
ロックミシンとか知ってます?
裏地を解れないようにするようなものもやってなかったりしたので。
ベナン流だけじゃなくて、そういうものも取り入れて、
検品チェックもすごいやってるので、
ちょっとずつ良くなってきてるのかなって感じです。

④帰国後

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